タロット占いの太陽というカード

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奇妙な占い屋に入ったが占いをしないで退散する

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もうかれこれ20年前の事でしょうか。私は後輩と奇妙な占い屋に入りました。夏の暑い盛りでした。仕事も終わり駅まで2人で歩いていました。その日は取引先から急用が入りそちらに出向きました。てっきりクレームかと思ったのですが、先方の勘違いでした。丁重な挨拶をもらい事務所を出ました。喉が渇いたので、後輩に一杯どうか提案しました。ちょうど目の前に「手相酒場」と書かれた暖簾が出ていました。その酒場に入りました。

てっきり普通の居酒屋だと思って入ったのですが、どうも勝手が違いました。その店は占い屋でした。話を聞くと「酒を飲みながら手相を見てくれる」そのような店でした。お客さんは我々以外いませんでした。また、帰るまで誰一人来ませんでした。注文したビールは全然冷えていません。おつまみは2品だけです。梅干しと納豆の2品。ビール1本、梅干し、納豆、手相代がセット料金になっていました。お一人様1,500円でした。

店といっても普通の民家でした。占い師はすごい年配のご婦人一人です。ぬるいビールを我慢して飲み干しました。奇妙な胸さわぎを覚えました。占いは遠慮してセット料金を支払いすぐ帰りました。翌月、同じ取引先に行く用事がありました。帰りにその酒場の前を通りました。薄暗い路地裏にあるその店はすでに閉店されていました。

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